JSBA YEARBOOK 2023
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【写真提供:オールスポーツコミュニティ】順位 氏名 フリースタイル男子 1 田口 瑞樹 2 新野 裕幸 3 山口 貴史 4 渡會 那央 5 武川 慎 6 越 博 7 滝口 雅司 8 菊田 光司郎 9 谷口 淳 10 稲村 潤己 順位 氏名 フリーライディング(指定)フリースタイル男子 1 田口 瑞樹 2 渡會 那央 3 小板橋 柊矢 フリースタイル女子 1 本多 未沙 2 柏木 ゆかり 3 小川 咲 アルパイン男子 1 末高 敏樹 2 山本 隼也 3 高橋 風鈴 アルパイン女子 1 加藤 舞紘 2 横山 由佳 2 木村 明美 JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会はスノーボードの総合滑走能力を競う大会である。今大会は、北海道「ルスツリゾート」にて開催され、前回大会上位シード選手と地区大会を勝ち抜いた選手、海外招待選手、総勢198名が参加した。 12本のウェーブの上にスタート台が設置され、スタートとゴールには20mほどのフラットゾーン。実際に滑ると、トップスピードでは後半のウェーブに飛ばされ、対応が難しくなる。そして後半ほどより深いウェーブなっていました。 このショートターン種目では、テールを振り出すことで減速させ、リズムの安定感に繋げる滑りの選手が多かったです。さらに高得点を出す選手は、テールのズレだけではなく、ノーズからのエッジングによるズレとキレをコントロールし、ワンターンの中にも減速と加速が両立されている、そんなハイクオリティなターンを見せてくれていました。 ショートターンカービングというと、1本のキレをイメージする方もいらっしゃいますが、速度調整には雪面を削るエッジングという要素が重要になります。このエッジングが、少ないズレ幅で思い通りの速度調整ができている選手に高得点が出ていました。雪面状況に左右されない、ハイクオリティなエ合計得点2740273726952685267726772677267626722669合計得点順位 氏名 フリーライディング(自由)フリースタイル男子 1 武川 慎 2 越 博 3 谷口 淳 3 保田 光陽 フリースタイル女子 1 小川 咲 2 柏木 ゆかり 2 本多 未沙 アルパイン男子 1 末高 敏樹 2 鈴木 翔 3 山本 隼也 3 黒木 誠 アルパイン女子 1 木村 明美 1 横山 由佳 3 末木 弥生 463455452463457453461454452 451429429順位 氏名 11 藤巻 俊介 12 杉下 健二 フリースタイル女子 1 柏木 ゆかり 2 本多 未沙 3 斎藤 千春 4 中本 優子 5 柏木 ゆき 6 綾部 香里 7 原田 捺 8 高松 華子 合計得点順位 氏名 ロングターンカービングフリースタイル男子 1 新野 裕幸 2 山口 貴史 3 滝口 雅司 フリースタイル女子 1 柏木 ゆかり 2 中本 優子 3 斎藤 千春 アルパイン男子 1 末高 敏樹 2 山本 隼也 2 平井 駿也 アルパイン女子 1 木村 明美 2 加藤 舞紘 3 茶原 さおり 465463461461464458458461458456456445445443ッジングを期待しています。 落下スピード、ターンスピードが重要視され、山回りでズレの少ない強いエッジグリップが求められる種目です。 雪質に左右されないターンサイズコントロールと、切り返し時のボード抜けの良いものを高評価としました。 文字通り、種目の中で一番大きなターン種目です。コース全体を使い、落下スピードを効率よくターンコントロールに変え、斜面変化や雪質に合わせた運動リズムで、大会バーンに合ったターンの質・スピード・サイズコントロールを表現できた方がもちろん高得点へと繋がりました。種目特性でもある大きなターンこそが、一見ゆったりとした運動に思えますが、一つ一つが見えやすく、繊細な表現コントロールが要求されます。全日本選手となるとカービングテクニックが上手く、キレのあるターンの質が合計得点26672662順位 氏名 アルパイン男子 1 末高 敏樹 2 黒木 誠 3 山本 隼也 4 富田 陽介 5 吉田 泰知 6 駿河 涼一 27272726269626862660264726432642アルパイン女子 1 加藤 舞紘 2 横山 由佳 3 茶原 さおり 合計得点順位 氏名 ミドルターンカービングフリースタイル男子 1 新野 裕幸 2 菊田 光司郎 2 稲村 潤己 2 有賀 航生 フリースタイル女子 1 柏木 ゆかり 2 柏木 ゆき 3 中本 優子 アルパイン男子 1 末高 敏樹 2 駿河 涼一 3 黒木 誠 3 松本 尚大 アルパイン女子 1 加藤 舞紘 2 木村 明美 3 末木 弥生 461457455454451450464453453453450440特徴的ですが、故にターン構成が小さくなり、ターン・斜滑降の構成に見える方は点数の伸び悩みを感じました。落下力を活かす!内外力をコントロールした適切なターンポジション!大きなターン=ボードのたわみを推進力に変え適切な方向への切り替え!全てを活かしたトータルバランスコントロールを考えた表現を期待しています。 第29回大会のビッテリー種目から、今大会はフリーライディング(指定)へ変更され、スノーボード本来の楽しさ、夢中にさせる魅力、進歩する滑走技術、その潜在力をより一層引き出せる種目へ見直されました。 全日本トップ選手は見事にその理想を体現されました。難しいコースをハイスピード且つリズミカルな動き、独創的な流れからダイナミックに展開されるビッテリー技術を見ることができました。 時を経てビッテリーそのもののクォリティーも上がりました。特に滑走中盤のスピードが上がるシチュエーションでもバランスを崩さず、ターン前半から強い内傾軸を作り、難しいヒールサイドも雪面コン合計得点順位 氏名 クラブ対抗リザルト 1 mzkids 8100.54 2 シャトレーゼSISスノーボードスクール 8091.73 3 ホワイトピアスノーボードスクール 8012.02 4 猪苗代ミネロSBS with ミネローカルズ 8011.00 5 菊田丸 8005.00 2748.14 2702.40 2688.87 2683.54 2680.73 2678.60 2623.60 2591.36 2589.41 合計得点順位 氏名 合計得点ショートターンカービング(ウェーブ)フリースタイル男子 1 新野 裕幸 2 谷口 淳 3 田口 瑞樹 3 渡會 那央 フリースタイル女子 1 斎藤 千春 2 高松 華子 3 柏木 ゆかり アルパイン男子 1 吉田 泰知 2 末高 敏樹 2 鷲谷 秀隆 アルパイン女子 1 加藤 舞紘 2 木村 明美 3 横山 由佳 3 茶原 さおり 455447447447453452448459451448448447434430大会特設サイトhttps://www.jsba.or.jp/ajstc_site/ajstc30/ 合計得点順位 氏名 合計得点グラウンドスタイル(FS指定種目)フリースタイル男子 1 田口 瑞樹 2 恵田 人和 2 寺島 夢翔 フリースタイ ル女子 1 本多 未沙 2 柏木 ゆかり 2 山田 恵 2 山室 音逢 制限滑走(AL指定種目)アルパイン男子 1 黒木 誠 2 富田 陽介 3 椎野 剛史 アルパイン女子 1 加藤 舞紘 2 竹内 智子 3 横山 由佳 464461459459466460460465460459463446446446462451451461.40 459.54 457.10 432431424424445.60 438.13 437.36ショートターンカービング(ウェーブ) 青木玲総評ミドルターンカービング 中尾弘ロングターンカービング 足立正人フリーライディング(指定) 石山裕二総合リザルト種目別リザルトALL JAPAN SNOWBOARD TECHNICAL CHAMPIONSHIPS012JSBA YEARBOOK 2023第30回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会

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