jsba YB2019
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012ALL JAPAN SNOWBOARD TECHNICAL CHAMPIONSHIPSJSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会はスノーボードの総合滑走能力を競う大会であり、3日間の中で6種目を滑走し、その合計得点により競われる。今回は各地区大会、学生大会を勝ち抜いた選手と前回大会上位入賞のシード選手、韓国・中国からの招待選手、総勢253名が参加した。フリースタイル男子1新野裕幸27402菊田光司郎27353田口瑞樹27064川田隼風26985臼井裕二26956山口貴史26897蘇原空斗26858小林創也26819滝口雅司267610武川慎2667フリーライド自由フリースタイル男子1臼井裕二4612武川慎4573田口瑞樹456フリースタイル女子1奥山麻紀459柏木ゆかり4593本多未沙458アルパイン男子1末高敏樹4632黒木誠4573駿河涼一455アルパイン女子1木村明美4542志鷹あかり4523辻悠44811吉野智和266212高瀬秀和2659フリースタイル女子1中本優子27162本多未沙27153奥山麻紀27074斎藤千春26935飯村ゆかり26906柏木ゆかり2672アルパイン男子1駿河涼一2750.322末高敏樹2750.073富田陽介2720.594黒木誠2712.805吉田泰知2699.996松本佳之2693.877山本隼也2684.328岡田幸義2648.53アルパイン女子1木村明美2705.562志鷹あかり2691.403石川真歩2658.094鍵本彩夏2646.02クラブ対抗リザルト1team説教部屋8124.792HOTSAUCE8077.003シャトレーゼ&小海リエックスSISスノーボードスクール8071.994mzkids8071.005KAGAYAKING8008.00順位氏名合計得点順位氏名合計得点順位氏名合計得点カービングターンロングフリースタイル男子1川田隼風4682新野裕幸4663臼井裕二462フリースタイル女子1中本優子4652飯村ゆかり455本多未沙455アルパイン男子1末高敏樹4672駿河涼一4663黒木誠460アルパイン女子1木村明美4532鍵本彩夏4503山田波音440順位氏名合計得点順位氏名合計得点カービングターンミドルフリースタイル男子1菊田光司郎4672川田隼風4563西尾良方455小川淳一郎455フリースタイル女子1飯村ゆかり4542本多未沙452中本優子452アルパイン男子1駿河涼一460富田陽介4603末高敏樹459アルパイン女子1志鷹あかり4522木村明美4493末木弥生438順位氏名合計得点順位氏名合計得点カービングターンショートフリースタイル男子1菊田光司郎4672新野裕幸4633新井滋雄460フリースタイル女子1奥山麻紀4712柏木ゆかり4613本多未沙460アルパイン男子1末高敏樹4682黒木誠4633駿河涼一4623アルパイン女子1志鷹あかり4592木村明美455末木弥生455順位氏名合計得点ダイナミックカーブ(展開)フリースタイル男子1新野裕幸4622菊田光司郎4563渡會那央446須藤健志郎446フリースタイル女子1奥山麻紀4612斎藤千春4523柏木ゆかり449アルパイン男子1駿河涼一4562末高敏樹4493松本佳之446アルパイン女子1木村明美4592末木弥生4473辻悠441順位氏名合計得点順位氏名合計得点第26回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会グラウンドスタイル FS指定種目フリースタイル男子1牧野太郎4712山口貴史4643笠井基生463フリースタイル女子1本多未沙4592斎藤千春4443奥山麻紀443山田恵443制限滑走 AL指定種目アルパイン男子1黒木誠462.802富田陽介456.593岡田幸義452.53アルパイン女子1志鷹あかり455.402石川真歩451.093石田優唯442.24第26回全日本スノーボードテクニカル選手権大会   総合リザルト第26回全日本スノーボードテクニカル選手権大会   種目別リザルト総評 競技委員長 鷲尾 浩一  ここ数年、無事に全種目終了できていますが、3日間で行われる全日本テク選はどこかで異常気象に悩まされている気がします。今大会においても前日の練習日は雨と濃霧に見舞われました。また降雪不足により大会バーンも十分なコース整備ができず、幅を制限されるようなことがありました。今後世界的な異常気象が進行しないように願うばかりです。 さて、2年目となるよませ温泉スキー場での本大会は、若干のバーン変更、種目変更を行い、開催されました。降雪不足や晴天によるバーン状況の悪化などがありましたが、今回もリゾート様や選手の皆さんのご協力により無事成立できたことを感謝いたします。 第25回大会のベーシックターン展開種目はダイナミックカーブ展開種目に変更されました。ダイナミック運動も脚部のストローク運動を使用して行われる滑走であり、ボードをターン外側に振り出していく動きが必要とされるため、ターンサイズが小さいほどやりやすく、サイズが大きいほどやりにくい運動です。今回の種目設定においてはミドルサイズとショートサイズの展開でしたが、ミドルサイズがうまくできていない選手が見受けられました。脚部のストロークによるボードのターン外側への振り出しではなく、上体をターン内側へ伸ばすような動きで滑走するためにリズムがゆっくりとなり、ロングサイズになってしまっているのが気になりました。サイズを大きくしようとする気持ちが強すぎて、本来とは少し異なる運動になってしまうのかもしれません。 ベーシック運動もダイナミック運動も、普段はそれぞれ単体の動きのみで滑走することはあまりありません。それぞれの運動の良いところを融合させて、よりハイレベルな滑走をしていると思います。インストラクター検定においてはそれぞれの動きをしっかり理解できているか?という部分が検定されます。JSBAの有資格者としてはそれぞれの動きの特性などをしっかり理解して滑り分けること、そして融合させてより高度な滑りができることを求めます。 さて、すでにご案内させていただいておりますが、第27回大会よりテク選とデモンストレーター選考会を分けることとなりました。第27回大会はテクニカル選手権のみの開催、第28回大会がテク選とデモ選の開催となり、今まで毎年行われていたデモ選考が2年に1度となります。テクニカル選手権とはJSBAが行っている全ての教育事業を集約して広く世に知らしめるための事業として位置づけられており、ひとことで言うと「総合滑走能力を競う大会」です。デモ選と分けることでテク選の趣旨に見合った種目の選定がすでに検討されて、この総評とあわせて概要も発表されますのでご確認ください。 第26回大会が終了し、よませ温泉スキー場様に最後のご挨拶に伺った際に、嬉しいお言葉をいただきました。「またよませに戻ってきてくださいよ。」我々が行っている事業が好意的に受け入れられたと実感できる瞬間です。当然、選手の皆さんのレベルの高い滑走技術を披露できること、有資格者としての一般客の模範となるような行動、マナーの良い姿も感じてもらうことができたからだと思います。第27回大会は岩手県の安比高原スキー場様で開催されますが、今後どこの会場に行っても繰り返し開催を希望される大会にしたいものです。選手の皆さんも各地区大会を勝ち抜いて全日本テク選に出場できるよう、頑張ってください。

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